【円を持つ=円に投資している?】資産分散の考え方
こんにちは、おかんです。
今日は「円を持ってるってどういうこと?」という話をしたいと思います。
最近、こんな考え方を知ってハッとしたんです。
「円を持つということは、円という通貨に投資しているのと同じ」
……え?ってなりませんか?
私は最初、全然ピンと来なかったです。
子どものころからずーっと「円」で生活してきた
おこづかいも
お年玉も
お給料も
ぜーんぶ「円」でもらって、そのまま「円」で使ってきました。
それが普通だと思ってたし、疑ったこともなかったんですよね。
でもある時、為替や世界の通貨のことを学んでいくうちに、
「円の価値って、世界の中ではどんな感じなんやろ?」って思うようになりました。
実は円も、変動する“資産”
ニュースで「円安」「円高」って言葉、聞いたことありますよね?
あれは、他の通貨と比べて円の価値が上がったり下がったりしてる状態のこと。
たとえば、
1ドル=100円 → 1ドル=150円になったら、
円の価値は下がってるということになります。
つまり、「円」っていうのも、ほったらかしにしておいても価値が変わる“資産”なんです。
昔の「10円コロッケ」が語るインフレの歴史
子どものころ、親に言われました。
「昔はコロッケが一個10円だった」
「初任給は1万円だった」
今の感覚で言えばびっくりですが、これは「円の価値が下がった」証拠でもあります。
つまり、インフレ(物価の上昇)が進んできたということ。
人類とインフレの長い付き合い
インフレは、人類の経済活動とともに歩んできた現象です。
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19世紀以前は物価変動は小さく、比較的安定していました。
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20世紀には戦争や経済危機の影響で、激しいインフレやデフレが発生。
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1970年代には石油危機で「スタグフレーション」も起こりました。
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最近では、コロナ禍や地政学リスク(ロシアの侵攻など)によって、世界中で物価が上昇しています。
日本でも、長らく続いたデフレ(失われた30年)から少しずつ抜け出し、再びインフレ傾向に。
つまり、円も“ずっと安心なもの”ではなく、価値が上下するリスク資産だということなんです。
円だけじゃちょっと心配?だからこその「資産分散」
外貨をもっていない人は普段、気づかずに円に全振りの投資をしてるようなもんです。
もちろん、円を持つことが悪いってわけじゃないですよ!
でも、円の価値が下がってしまったら…?
たとえば、物価が上がって、今まで100円で買えてたものが150円になったら……
お金の価値が目減りしてるってことですよね。
だからこそ、円だけに頼らない
「資産分散」が大事なんです。
外国株への投資は「通貨分散」にもなる
じゃあ、どうやって分散するのか?
そのひとつが、外国の株(=外国通貨建ての資産)に投資することです。
私も最初はドキドキしました。
外国の株って難しそうだし、円じゃないお金って…わからん…って。
でも、インデックス投資(←これも学んでいくと面白い!)を通じて
少しずつ、米国株などに投資を始めました。
そうすると、円が下がったときでも、ドル建ての資産が支えてくれることがあるんです。
おかんのまとめ
「円を持ってる=円に投資してる」っていう考え方、正直目からウロコでした。
円って当たり前に持ってるけど、よく考えたらそれ自体が“通貨の投資”なんですよね。しかも円も価値が変動するものだから、リスクがないわけじゃない。
たとえば、昔は10円で買えたコロッケが、今じゃそんな値段じゃ見つからない。
物価が上がるってことは、円の価値が下がってるってこと。インフレって実は身近な問題なんだなぁって改めて思いました。
だからこそ、円だけじゃなく、外国の通貨に分散するって大事なんですね。
外国株に投資すれば、自然と通貨のリスク分散にもなるし、円に全力ベットしなくて済む。
しかも、インデックス投資なら、いろんな国や企業に広く分散できるから、初心者でも安心して始められるのがありがたいです
昔の私は「円が安心」って思い込んでたけど、
今はちょっとだけ世界が広がった気がします。
小さくても一歩踏み出すことで、未来は変えられる。
「知らなかった自分」から「知ってる自分」にるっていいですよね。
それではまた次回