【老後のお金シリーズ PART6】
新NISA iDeCo 比較|あなたに向く制度はどっち?タイプ別診断で整理!
新NISAとiDeCoの比較で、自分に合う制度はどっち?
新NISAとiDeCoの比較で「自分に合うのはどっち?」と迷っていませんか?
私も最初はよくわからないままiDeCoを始めて、あとから「こうすればよかった…」と思うことがいくつもありました。
今回はそんな体験も踏まえて、新NISAとiDeCoをタイプ別に比較して、それぞれに向いている人をやさしく整理します。
チャート診断つきで、あなたにぴったりの制度が見えてきますよ!
新NISAとiDeCoの比較|基本は新NISA、iDeCoは戦略的に追加!
まずは新NISAをメインにして、余裕があればiDeCoを追加するのが安心です。
iDeCoは節税メリットが大きい一方で、60歳まで引き出せない・掛金を0円にした場合に維持費がかかるなど注意点もあります。
そのため、制度の比較と「自分に合うか」の判断を先にするのが大切です。
iDeCoの失敗と気づき|私の比較体験から学んだこと
私は、退職金が出ないかもしれない夫のために、夫名義でiDeCoを月2万円積み立てていました。
しかし、制度を詳しく知るにつれ、「自分名義で始めればよかった」と少し後悔するようになりました。
その後、法改正をきっかけに「このままideco満額で続けるのは不安かも」と思い、今は月5千円に減額し、新NISAに月7万円積み立て中。
将来的には、新NISAつみたて枠満額の月10万円を目指しています。
とはいえ、iDeCoは一度始めると完全にやめることができません。
ゼロ円にはできても、毎月手数料だけがかかるので、私は「少額でも積み立てを継続」する選択をしています。
新NISAとiDeCoの比較診断|あなたに合うのはどっち?
かんたん3問!制度選びの「診断チャート」
※これは私の体験と調査をもとにした“目安”です。参考にどうぞ
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今後、急にお金が必要になるかもしれない?
→ YES → 新NISAが向いています
→ NO → 次の質問へ -
毎月の給与明細で1万円以上の税金(所得税+住民税)を払っている?
→ YES → iDeCoの節税メリットが期待できます
→ NO → 新NISA優先がおすすめ -
専業主婦や扶養内パートですか?
→ YES → 新NISA優先
→ NO → iDeCoの活用も検討OK
【補足アドバイス】
私はパート勤務で、iDeCoの所得控除はあまり効果がありませんでした。
しかし、将来の退職金や税金を考えると、「自分名義で始めておけばよかった」と実感しています。
名義の影響や受け取り時の戦略も、制度を比較する際には大事な視点ですよ!
タイプ別比較|新NISAとiDeCo、あなたに合うのは?
タイプ | 新NISA | iDeCo | コメント |
---|---|---|---|
専業主婦・パート | ◎ | △ | 所得控除は少ないが名義での備えは有効 |
正社員・高所得者 | ○ | ◎ | 節税メリットが大きいので併用もおすすめ |
貯金が心もとない | ◎ | × | iDeCoは引き出せず不向き |
退職金が出ない | ○ | ◎ | iDeCoで老後資金を補完しやすい |
転職が多い | ◎ | △ | 移換手続きの手間も考慮しよう |
【共働き夫婦にもおすすめ!】
iDeCoは個人単位の制度なので、夫婦で別々に加入すれば非課税枠を2人分活用できます。
たとえば、どちらかに退職金が出ない場合や、税金を分散したい時にも有効です。
ただし、名義が分かれるため、受け取り時の戦略(税金含む)もそれぞれ考える必要があります。
制度を比較しながら、夫婦でバランスよく使うのがポイントです!
よくある誤解と新NISA・iDeCoの比較ポイント
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「iDeCoは得だから満額が正解」→ 受け取り方を間違えると損するケースも
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「新NISAは投資だから怖い」→ つみたて型ならリスクは分散できる
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「夫婦どちらかだけでいい」→ 名義別の活用で非課税枠や受け取り税制に差が出ます
最後に|制度選びは「得か損か」より「自分に合うか」
新NISAとiDeCoはどちらも優れた制度です。
でも、「得か損か」だけで選ばず、「自分の働き方・生活スタイルに合うかどうか」で判断することがいちばん大切です。
👉 私は今、新NISAをメインにして、iDeCoは少額だけ続けています。
👉 無理のないペースで積み立てていけば、十分老後資金の準備はできますよ!
あわせて読みたい
👉 新NISAとiDeCo、どっちがお得?初心者向けにやさしく整理(PART4)
👉 iDeCoの出口戦略と制度の詳細|やらない選択も「戦略」になる!(PART5)
次回予告【PART7 最終回】
いよいよ最終回!
【30代・40代・50代それぞれの「老後2,000万円」シミュレーション】をわかりやすくまとめます!
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いまからでも間に合う?
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月いくら・どう運用すればいい?
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新NISAやiDeCoをどう組み合わせる?
あなたの年齢に合った“リアルな準備”を一緒に考えましょう!
【参考・出典】
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金融庁「NISA特設ウェブサイト」
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html -
国民年金基金連合会「iDeCo(個人型確定拠出年金)公式サイト」
https://www.ideco-koushiki.jp/ -
楽天証券 iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金
https://dc.rakuten-sec.co.jp/ -
個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)
https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html