投資家とトレーダー、あなたはどっち?
こんにちは、おかんです。
今日は「投資家」と「トレーダー」の違いについて、お話ししたいと思います。
私自身、老後のための資産づくりとしてインデックス投資を始めたんですが… 実際に株価が下がったとき、「資産が減ってる…!」と焦ってしまって、
「いったん売って、また下がったら買いなおそうかな」なんて考えてしまったことがあるんです。
でもそれって、本来の目的とズレてるんですよね。
私がやりたかったのは、“老後に向けたコツコツ投資”のはずなのに、
いつの間にか“短期で損を避ける売買”の考えになっていたんです。
それって…トレーダーの思考やん!?って、あとから気づきました。
投資家とトレーダーはぜんぜん違う!
「株を買う」という行動は同じでも、投資家とトレーダーではまったく違う世界に生きています。
ざっくり言うと、こんな感じです。
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投資家:果樹園を育てて果実が実るのを待つ人(長期的に資産を増やしたい人)
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トレーダー:果物市場で素早く売買して利益を狙う人(短期勝負のプロ)
イメージ、湧きましたか?
投資家ってこんな人
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コツコツ長期目線:15年、20年と時間をかけて資産を育てる。
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企業の成長を信じる:将来伸びそうな会社や市場に投資。
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一喜一憂しない:日々の株価にはあまり振り回されない。
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資産形成が目的:老後資金、教育資金の準備など、人生設計の一部として投資。
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リスク分散重視:投資信託や積立などで、リスクを抑える工夫も。
私もこっちのタイプを目指してます。
トレーダーってこんな人
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短期で売買:数分〜数日で売買を繰り返す。
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チャート重視:ローソク足や移動平均線を見てタイミングを計る。
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スピード重視:細かい値動きで利益を出すのが目的。
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勝負の世界:うまくいけば大きな利益もあるけど、リスクも高い。
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プロの世界:トレードで安定して稼げる人はほんの一握り。
長期投資を選んだのに、短期売買の発想に…
私がインデックス投資を始めたのは、「老後の安心のために」「時間を味方につけて資産を育てたい」と思ったからです。
でも、ニュースで「株価が下落」とか見ると、やっぱり不安になるんですよね。
「損しないように、今のうちに売っておいた方がいいかも…」って思ってしまう。
でもそれって、まさに“トレーダーの思考”なんですよね。
インデックス投資は、数年〜数十年かけて資産を育てていくもの。
株価が下がることもあるけれど、上がることもある。
大事なのは「売るタイミングを読むこと」じゃなくて、
「続けること」「積み立てること」。
株価が下がったらどうする?
答えはシンプルです。
焦らず、コツコツ続ける。
むしろ、株価が下がったときは「安く買えるチャンス」と考えることもできます。
インデックス投資では、定期的に決まった額を積み立てていくことで、
価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことができる「ドルコスト平均法」が活きてくるんです。
投資は「自分がどうしたいか」が大事
投資って、自分の人生や価値観と向き合う作業でもあると思います。
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自分は何のために投資をしているのか?
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どれくらいのリスクなら受け入れられるか?
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将来、どうなっていたいか?
そこをしっかり考えると、
「短期で利益を取るために動く」よりも
「時間をかけてじっくり資産を育てる」ほうが、私には合ってるな〜と感じました。
まとめ
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投資家とトレーダーは考え方がまったく違う
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インデックス投資は“長期育成型”のスタイル
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株価が下がっても、焦って売らずにコツコツ続けることが大事
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自分が目指すゴールを忘れずに、ぶれずにいこう!
一時の株価の動きに惑わされずに、
「老後の安心」というゴールに向かって、一緒にがんばりましょうね。
それでは、また次回!